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STH 020 “Crisis City Part 2”


あらすじ

ルージュが避難民と一緒に脱出し、十分に離れるまでの時間稼ぎのため、『メタルウイルス』に感染し、“ゾンボッツ”と化してしまったシャドウと戦うソニックとオメガ。
“ゾンボッツ”となり、論理的な行動ができなくなっているが、“ゾンボッツ”としては驚異的な能力を持つシャドウ、そして、街全体を覆うほどの“ゾンボッツ”には、ソニックとオメガと言えど、多勢の無勢だった。
オメガがシャドウに破壊され、さらにはソニックも”ゾンボッツ”に囲まれ、走ることができず、『メタルウイルス』が全身に広がり、絶体絶命に陥ってしまうが、そこにテイルスと怪我から復帰したシルバーが現れる。
シルバーが超能力により“ゾンボッツ”の動きを止め、ソニックが全力で走れる道を作ると、テイルスがオメガを救出し、危機を脱するのだった。

その後、レストレイション本部まで脱出したソニックは、改めて現状を認識してしまうが、テイルスの計画に希望を見出し、世界を救う決意を新たにする。

しかしその頃、フェイスシップで『メタルウイルス』の制御について考えていたスターラインは、過去の記録を調べていた際、とあることを発見するのだった――

登場キャラクター

ソニック・ザ・ヘッジホッグ
“ゾンボッツ”となったシャドウに対し、有利に戦いを進めていたが、“ゾンボッツ”に周りを囲まれ、自身も“ゾンボッツ”に変わる直前まで、『メタルウイルス』が全身に広がってしまっていた。
間一髪のところでシルバーとテイルスによって救出され、何とかレストレイション本部まで脱出できたものの、そこでは改めて、現状の厳しさを思い知ることとなる。
しかしながら、持ち前のスピードによって、『メタルウイルス』を剥がし落とすことから、そのデータを収集することで、治療法を見つけると言うテイルスの計画に、希望を見出すのであった。

シャドウ・ザ・ヘッジホッグ
『メタルウイルス』に感染しながらも、“ゾンボッツ”と戦い続けてしまったため、『メタルウイルス』が全身に広がってしまい、“ゾンボッツ”となってしまった。
シャドウの身体能力そのままに“ゾンボッツ”となっているため、その身体能力は脅威だが、ソニックの攻撃を正面から受けてしまうなど、論理的な行動ができないため、ソニックは、一対一であるなら苦戦しないと考えていたようだ。
テイルスとシルバーは、現状では手の施しようがないため、シャドウを放置してサンセット・シティから脱出することとなった。

E−123 オメガ
“ゾンボッツ”をエッグマンのロボットとして認識しているため、脱出よりも排除を最優先しており、シャドウが相手となっても、容赦なく攻撃を行う。
しかし、“ゾンボッツ”は高い再生能力を有しており、破壊できないにも関わらず、排除を最優先に行動した結果、脱出する機会を失い、胴体と両腕を破壊され、行動不能となってしまった。
テイルスに救出され、頭部のみとなりながらも、コアプロセッサとオペレーションシステムには損傷がなかったため、会話程度なら問題なく行えるようである。

ルージュ・ザ・バット
サンセット・シティでは住人の避難誘導を指示し、ソニックとオメガの陽動で無事、レストレイション本部まで脱出に成功する。
その後、レストレイション本部でソニックから、シャドウの行方を聞くも、その返答により、強がって皮肉を言うことしかできなかった。

<レストレイション>
多くの人が、エッグマンのフェイスシップによる『メタルウイルス』の投下により発生した“ゾンボッツ”から逃れ、レストレイション本部へ避難したものの、状況は厳しく、余裕もないため、表情もどことなく悲観的である。

クリーム・ザ・ラビット
フローラル・フォレスタ・ヴィレッジを脱出し、レストレイション本部へ避難したものの、自分を庇い“ゾンボッツ”となってしまったチーズとチョコラを思うあまり、嫌な夢を見るようになっていた。
しかし、レストレイション本部へ避難した他の人たちのために、お菓子を配っているようで、その行動にはソニックも、尊敬の意を表している。

ジーメル
レストレイション本部執務室の前に、警護役として立っている。
ソニックとは和解していたのだが、『メタルウイルス』に感染しているため、クリームの言葉を聞くまでは、執務室に入るのを拒否した。

エミー・ローズ
レストレイションの司令官として、慌ただしく人が動く執務室で、各地へ指示を出している。
ソニックの元気な姿が見たくて、ソニックを執務室に招き入れるようにしていたのだが、その状況の厳しさに、ソニックと再会しても、心まで休まることはないようである。

ベクター・ザ・クロコダイル
エスピオ・ザ・カメレオン
ソニックがレストレイション本部執務室を出た直後、通路で睡眠休憩を終え、次なる任務へ向かう時に出会う。
生存者の捜索と補給物資の探索が主な任務ではあるが、シーサイド・シティで離れ離れとなったチャーミーの行方も探していた。
『メタルウイルス』に感染し、常に動き続けなければならず、睡眠も満足にとれていないソニックのことも心配する。

マイルス“テイルス”パウワー
サンセット・シティで危機に陥っていたソニックとオメガを、シルバーと共に救出した。
レストレイション本部に戻った後は、ソニックが走っている時に、その生体情報を読み取るセンサーを作っており、それらのデータを処理することで、『メタルウイルス』の治療法を見つけ出そうとする。
データ処理のため、セントラル・シティのラボへ向かう必要性があるが、エッグマンの攻撃を受けていないか、心配していた。

シルバー・ザ・ヘッジホッグ
以前、スターラインの罠からソニックを庇い、怪我を負ったため、レストレイション本部で治療していた(STH 014)が、回復すると、テイルスを援護し、サンセット・シティでソニックとオメガの救出に一役買った。
レストレイション本部に戻り、再会したソニックから『メタルウイルス』の侵略が、破滅した未来と、状況が似ていることを指摘される。
セントラル・シティのラボに向かおうとするテイルスの援護を、サンセット・シティに引き続き、買って出た。

Dr.スターライン
Dr.エッグマンが『メタルウイルス』を制御する計画がないことを知ると、自分なりに、制御するための手がかりを、夜を徹してでも探していた模様。
フェイスシップ内の端末で、エッグマンの過去の記録を調べていたところ、“ザ・ロスト・ワールド・プロジェクト(ソニックロストワールド)”の記録を発見し、エッグマンのロボットを制御する方法に関して、とあることに気が付いたようだ。

データ

配信開始:2019年8月28日
価格:$3.99 → $1.99
コレクションシリーズ Vol.5に収録予定
IDWでの商品紹介ページ

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